デング熱がベトナムで多いのは以前も書きましたが、WHOの統計をみると実はベトナムはここ数年毎年、アジア圏で一番デング熱患者が多い国でした。
ここ数年は
2007年 104000人
2008年 96000人
2009年 105000人
と毎年10万人前後の患者さんがでているようです。
2位のフィリピンが毎年4,5万人ですから倍ですね。
ちなみに昨年1年のデング熱の死者は87人。フィリピンの533人よりは少ないです。医療事情もあるでしょうし、流行っているウイルスのタイプにもよるのかもしれません。
http://www.wpro.who.int/sites/mvp/data/dengue/
日本でもデング熱と診断される患者さんはいますが、全例が輸入例といって外国に旅行にいってデング熱に係り、日本に帰ってきてから症状がでる人です。
それでも年間に100例ぐらいの報告があます。
旅行先で多いのは圧倒的にインドネシア(バリ、ジャカルタ)のようです。
今年はまだベトナムは1例だけのようです。
旅行先として不人気ということでしょうか。
http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm
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