2013年4月10日水曜日

新たな鳥インフルエンザウイルス中国と、以前からの鳥インフルエンザ ベトナム。  


中国では今月に入ってから(H7N9)の鳥インフルエンザが見つかっています。

4月9日づけのWHOの報告では(リンク)、新たに3名の感染の報告があり、全体で24名の感染が確認され、7名が死亡しています。

この H7N9ウイルスは今までにも存在したウイルスで鳥類などの間で感染はおきていたものの人手の感染はいままでみられていなかったものです。 そういう意味では新しいウイルスと言えるかもしれません。
今回は 以前2009年に新型(豚:H1N1)インフルエンザが流行ったときとは様子が違うのはこのインフルエンザウイルスが人から人へ感染することが確認されていないということです。ただ今後どんどんと感染例が増えていくようであれば話は変わってくるかもしれません。


基本的には今まであったH5N1鳥インフルエンザと同様の対応でいいのではないかと考えられます。 鳥に近づかない、生肉を食べないなどなど。。。

詳細は日本の国立感染研究所がWHOのQ&Aの日本語訳をだしています。 (こちら


さて、ベトナムではどうか?というと。
まだこのH7N9の報告はありません。

ベトナム側の対策としては中国産の鶏肉の輸入を中止して、国境の検疫では体温の検査を始めたようです。

ベトナムではH7N9ではなく以前からあるH5N1型の鳥インフルエンザが1例判明したようです。感染したのはハノイの農家の4歳の男の子で、明らかに鳥との接触はあったようです。ベトナムでは2012年の1月以来のH5N1の感染による死者です。  これでベトナムの鳥インフルエンザによる死者は2003年から62名になります。  (リンク



いずれにしても鳥には気を付けましょう。


Pho ga(鳥のフォー) フォーは鳥味がベストだとおもっています。