2011年5月19日木曜日

風疹がはやっています In ホーチミン

ここ数ヶ月ホーチミンで風疹が流行っています。
そのかわりにデング熱はすっかり見かけません。

風疹にかかるのは特に30台から50台の男性が多いです。
女性の患者さんは今のところ見ていません。
ベトナムのニュースによれば流行は北部でも南部でもあるようです。

http://en.www.info.vn/life-and-laws/criminal/25505.html

http://vietnamnews.vnagency.com.vn/Social-Isssues/211208/Number-of-rubella-cases-soar-in-North.html

 http://www.lookatvietnam.com/2011/03/hanoi-suffers-rubella-breakout.html


風疹は”三日ばしか”とも言います。
熱が三日前後で消える、症状ははしかに似ていることからつけられたものです。
ちなみ英語ではRubella、German measlesといいます。
ベトナム語では Sởi Đức だそうです。 Đứcはドイツなので英語由来なのでしょうか?

潜伏期間は約2-3週間といわれています。
症状は
風疹は熱と一緒に小さな赤い点状の皮疹が顔も含めた全身にでます。そして2,3日すると熱が下がり、皮疹はややおくれて消えていきます。
はしか(麻疹)の場合は皮疹(発赤)が消えたあとに色素沈着といって浅黒い色が残ることがありますが、風疹にはそれは見られません。
 また子供ではまれですが、大人が風疹にかかると関節炎症状がでます。リウマチのような関節の痛みが1-数週間つづくこともあります。

先天性風疹症候群
風疹自体はそれほど重症になることは少ないですが、妊娠中の方は気をつけなければいけません。妊娠初期の女性が風疹に感染してしまうと風疹ウイルスが胎児にも感染してしまい、心疾患、白内障、難聴、発育障害、発達障害などの先天性の障害を起こしてしまいます。
ですから妊娠中の女性は風疹には気をつけなければいけません。



感染する可能性がある期間は皮疹がでてから前後1週間といわれています。



予防法は予防接種です。
MMRという3種類のウイルス(麻疹、風疹、おたふくかぜ)が入った予防接種があります。
日本ではMRワクチン(おたふくかぜが入っていない)が使われています。