なかなか原因のわからない状態が続いていた謎の皮膚病( )に一応の決着がついたようです。 3月19日 Vietnam news (
リンク) より
保健省は昨年からQuang Gai省で215人の死者を出している謎の皮膚病について、アフラトキシンによって引き起こされたものと結論付けました。
アフラトキシンは米に生えたカビが作り出す毒です。
この皮膚病を発症した家族が食べていた米を調査した結果。100%の家庭でこのアフラトキシンが安全な量の9倍以上含まれているカビの生えた米を食べていたようです。
アフラトキシンができるのは、コメの保管方法が悪かったり、米を長期間保存していた結果です。 普通に市販されている(カビていない)米には含まれないはずです。
アフラトキシン(
Wikipedia)(
食品衛生局リンク)
過去20日間に11名の症状を発症した患者が確認されており、今後コメの保管方法や場所の指導が急がれるところです。
この指導が効果を示してくれれば、やはりアフラトキシンが原因だったとは言えそうですが、アフラトキシンのことは昨年の5月にも疑いは出ており、なぜ今頃確定なんだろうと思ってしまいます。 まだなんとなくすっきりしないベトナム保健省の発表ではありますが、感染症ではないと考えていいのでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿